節約と家計管理

お金のバランス術 ~収入・支出・貯蓄・投資&生活防衛資金の作り方~

さすけ

こんにちは、さすけです。
20代は人生のスタートライン。新しい環境に飛び込み、夢や目標に向かって邁進する一方、経済面での安心感も大切ですよね。今回は、限られた収入の中で、どうやって「使う」「守る」「増やす」か。つまり、貯蓄・投資・保険・支出のバランスをしっかり考える方法を、具体例を交えながら解説していきます!


1. まずは基礎知識!なぜお金のバランスが大切なのか?

20代のうちは、収入がまだ限られているものの、これから先の人生で大きなチャンスがたくさん待っています。だからこそ、

  • 貯蓄:急な出費や病気、失業時に頼りになる「生活防衛資金」を確保する
  • 投資:お金を「働かせる」ことで、インフレに負けない資産形成を目指す
  • 保険:万が一に備え、必要最低限の保障を整える
  • 支出:生活を楽しみつつ、無駄な出費をカットする

これらをバランス良く管理することが、将来の安心につながります。どれか一つに偏ると、例えば貯金だけでなく投資も疎かにしてしまったり、保険に頼りすぎたりするリスクが…。まずは「自分のお金の流れ」を把握することが大事なんです。


2. 収入の使い道を決めよう!基本の4カテゴリー

お金の使い道は大きく4つに分けられます。
生活費(家賃や食費、光熱費など)
貯蓄(急な出費に備える)
投資(将来の資産増加を狙う)
自由費(趣味や交際費、自己投資など)

例えば、手取り25万円の場合、こんなイメージです:

  • 生活費:60%(約15万円)
  • 貯蓄:20%(約5万円)
  • 投資:15%(約3.5万円)
  • 自由費:5%(約1.5万円)
さすけ

これはあくまで目安!自分のライフスタイルに合わせてカスタマイズしてね。


3. 実例でシミュレーション!手取り&居住形態別の目安

20代の皆さん、生活スタイルはそれぞれ違いますよね。ここでは、手取りが25万、30万、35万円の場合の【一人暮らし】と【実家暮らし】のシミュレーション例を紹介します。あくまで参考値なので、自分に合わせて調整してください。

例1:手取り25万円の場合

【一人暮らし】

  • 生活費:家賃7~9万円+食費・光熱費・通信費で5~6万円 → 合計約12~15万円(48~60%)
  • 貯蓄:20%(約5万円) ※生活防衛資金は75~150万円が目標
  • 投資:15%(約3.5万円)
  • 自由費:約2~3万円(8~10%)

【実家暮らし】

  • 生活費:家賃や光熱費が不要 → 食費、交通費、通信費で約4~5万円
  • 貯蓄:30~40%(約7.5~10万円)
  • 投資:10~15%(約2.5~3.5万円)
  • 自由費:約2~3万円

例2:手取り30万円の場合

【一人暮らし】

  • 生活費:家賃8~10万円+その他で約13~16万円(43~53%)
  • 貯蓄:20~25%(約6~7.5万円) ※生活防衛資金は90~180万円が目標
  • 投資:15%(約4.5万円)
  • 自由費:約2.5~3万円

【実家暮らし】

  • 生活費:約5~6万円(家賃不要)
  • 貯蓄:35~40%(約10.5~12万円)
  • 投資:15%(約4.5万円)
  • 自由費:約2~3万円

例3:手取り35万円の場合

【一人暮らし】

  • 生活費:家賃9~11万円+その他で約15~18万円(43~51%)
  • 貯蓄:20~25%(約7~8.75万円) ※生活防衛資金は105~210万円が目標
  • 投資:15%(約5.25万円)
  • 自由費:約2.5~3.5万円

【実家暮らし】

  • 生活費:約5~7万円
  • 貯蓄:35~40%(約12.25~14万円)
  • 投資:15%(約5.25万円)
  • 自由費:約3~4万円
さすけ

上記はあくまで一例です。実際は「自分がどれだけリスクを許容できるか」や「趣味・嗜好、ライフスタイル」によって、投資や貯蓄、自由費の割合は変わります。
まずは、自分が現在どのくらいの金額を各項目に振り分けているのかをしっかり把握しましょう。その上で、自分だけの最適なバランスを見つけ出すことが、将来の安心につながります!


4. 生活防衛資金の確保とその具体的な方法

生活防衛資金は、突然の出費や収入の減少に対応するための「セーフティネット」。20代のうちから、この資金をしっかり準備しておくことで、万が一の時も冷静に次のステップに移れます。具体的には…

具体的な目安

  • 会社員の場合:手取りの3~6ヶ月分(例:手取り25万円なら75~150万円)
  • フリーランスの場合:6ヶ月~1年分の生活費

確保するための方法

  1. 自動振替設定
    毎月の給料日に、決まった金額を生活防衛資金専用の口座に自動で振り分ける仕組みを作りましょう。ネットバンキングやスマホアプリで「定期送金」や「自動積立」を設定するだけでOK!
  2. 固定費の見直し
    毎月の支出をリストアップして、見直し可能な項目(サブスクリプション、通信費、光熱費など)をチェック。格安プランへの切り替えや不要サービスの解約で、浮いたお金を生活防衛資金に充てると、着実に貯められます。
  3. 先取り貯金の活用
    給料が入ったその日に、あらかじめ一定額を別口座に移動。たとえば手取りの20%を自動で先取り貯金に回す設定にして、確実に貯蓄できる仕組みを作りましょう。

5. 貯金・投資・保険のベストバランス

生活防衛資金が確保できたら、次は「貯金」「投資」「保険」のバランスを見直します。20代は将来の大きな出費(住宅、結婚、教育資金など)や老後資金を見据える一方、現状のリスクにも備えなければなりません。

それぞれの役割

  • 貯金
    短期~中期の大きな出費に備えて、すぐに使える資金として保有。生活防衛資金が整った後は、目標に合わせた積立がポイントです。
  • 投資
    お金を増やすための手段として、少額からでも始められる投資信託や株式、つみたてNISAなどで資産運用を行います。20代はリスク許容度も高いので、定期的な投資で長期的な資産形成を目指しましょう。
  • 保険
    万が一の備えとして、必要最低限の医療保険や生命保険でカバー。20代は健康状態が良いので、過剰な保険料を支払わないよう、必要最低限に絞るのが賢明です。

具体例で考える

例えば、毎月の余剰資金が5万円ある場合、以下のようなシナリオが考えられます。

  • シナリオ1:リスクを抑えたい場合
    • 貯金:50%(2.5万円)
    • 投資:30%(1.5万円)
    • 保険:既に必要な保険に加入済みなら、追加支出は控える
  • シナリオ2:積極的に資産を増やしたい場合
    • 貯金:30%(1.5万円)
    • 投資:50%(2.5万円)
    • 保険:必要最低限に抑え、見直しを実施

バランス調整のポイント

  1. 自分のライフプランに合わせる
    将来の大きな出費やライフイベントに向けた資金計画を立て、何にどれだけ必要かを見極めましょう。
  2. 定期的な見直し
    経済状況やライフスタイルは変わります。定期的に家計をチェックし、各項目の割合を見直して最適なバランスを保つことが重要です。
  3. リスク許容度の再評価
    年齢や生活環境の変化に応じて、投資や貯金の比率を調整しましょう。若いときは積極的な投資でも、ライフステージが変わるにつれて安定志向にシフトすることも必要です。
さすけ

まずは自分のお金の流れを把握し、実際にどれくらいの金額が各項目に回っているかを知ることが、最適なバランスを見つける第一歩です!


6. 20代がすぐ実践できるお金の管理テクニック

さて、ここからは実践編です!今日から使える具体的なテクニックをいくつかご紹介します。

① 家計簿アプリの活用

  • おすすめ
    「マネーフォワード」や「Zaim」などの家計簿アプリを使って、毎日の支出を記録。どこにお金が流れているのかを把握し、無駄遣いをチェックしましょう。

② 自動振替の設定

  • やり方
    給料日に、生活費・貯蓄・投資の各口座へ自動でお金が振り分けられるよう、ネットバンキングで設定しましょう。これなら、忙しくても計画的な資金管理が実現します。

③ 固定費の見直し

  • ポイント
    格安スマホプランへの乗り換えや、不要なサブスクリプションの解約、保険プランの再検討など、毎月の固定費を削減することで、余分な出費を抑えられます。小さな節約が長期的な貯蓄につながります。

④ 収入アップの工夫

  • 具体例
    副業やスキルアップ、転職など、収入源を増やす方法を模索してみましょう。趣味を活かしたオンライン講座の開設や、ブログ・SNSでの情報発信も、将来的にプラスになる可能性があります。

7. まとめ:20代だからこそ、早めにバランスの取れた資産形成を!

いかがでしたか?
20代は、これからの人生の基盤を作るための貴重な時期です。限られた収入の中で、どのようにお金を使い分けるかが、将来の安心と豊かさにつながります。
まずは、生活防衛資金をしっかり確保し、日々の収支の中で「生活費」「貯蓄」「投資」「自由費」のバランスを意識しましょう。そして、上記のシミュレーション例はあくまで参考値。最終的には、自分自身のリスク許容度やライフスタイル、趣味嗜好に合わせて柔軟に調整することが大切です。

今日から、家計簿アプリの導入、自動振替設定、固定費の見直しなど、具体的なアクションを始めてみましょう。これらのステップが、あなたの経済的自立と将来の安心に直結します。
20代という柔軟な時期を最大限に活かして、賢くお金を管理し、明るい未来を手に入れてくださいね!

さすけ

以上、20代向けお金のバランス術のご紹介でした。
みなさんの資産形成のお役に立てれば嬉しいです!
質問や感想があれば、ぜひコメント欄で教えてくださいね。

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